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宮田賀奈子
あと他のタイプとしては、感想を恐れる人達です。
感想を書いて作者を傷つけてしまうのでは、と、必要以上に
思い込んでしまうタイプです。こういうタイプの方々は、
作品の美点、感動した事を一旦は書くようです。
で、少し時間をおいて、一人で心配してしまうのです。
「褒め殺しだと思われないかしら」
「目新しい文章やセリフ、構図に感動したわけではなく、
 ありがちな、それでもすごく素敵なシーンとキャラに
 感動したけれど、ありがちだと思われると思われるかも」
と、数え上げたらキリがありません。
これらは実際に、私が私信としていただいたお手紙や
メールに書かれていた、読者側の苦心の例です。
「いつも当たり障りのない感想でごめんなさい」とまで
おっしゃる読者様までいるのです。ネットの片隅を拙い18禁で
汚している自分としては、もったいないかぎりの言葉です。

肝心の、きたじまさんのご相談内容。。
「この人になんて返事をしたら良いか」ですが、
私も和田さん同様、お相手への感想メイン、
感想をくださったことへのお礼で十分だと思います。
これからも屈託なく話せる(表向きだけだとしても)なら、
最近は凝った装丁の同人誌が多いから、作るのが楽しくて~v
と、自分なりのポジティブペースに巻き込むのも有りかと。
だって実際、楽しいですよね。同人誌作るのも、読むのも。

ちなみに最近の読者様は年齢や同人歴にかかわらず、
メールアドレスやサイトのURL以外の情報を奥付に乗せる人や、
きたじまさんのおっしゃる宣伝カットを嫌うタイプが増えました。
一番の理由として、個人情報の扱いの違いに対する懸念です。
今後この人とアンソロやるにしても、自分のメアドは絶対に
使ってほしくない。サイトもサーチエンジンに載せてないから、
アンソロを領布してる間は、リンク外しておこう。。という慎重派ですね。書き手に女性が多いなら尚更かもしれません。
私は今まで奥付に住所と本名、印刷所やコピー屋さんの屋号を
書いてきましたが、「たいした装丁でもないのに印刷したとこの
名前出すなんて、逆効果じゃないですか?」という感想を
いただいた時もありましたよ。私には、あれば一番のガーン!です。装丁を批判されたからではありません。
たしかに逆効果かもしれない。印刷所さんには、直に色々教えて
もらった恩もある。申し訳ないことしたかも。。と思ったのです。
でも、印刷所さんへの感謝は、感想をいだたく嬉しさと同等だと
思い直し、これからも印刷所さんのお名前入れたるぜ!
と思ってます。今のとこ本出す予定ないですけど(^^;
それと、宣伝カットや手作りチラシ等、昔ながらの同人文化を
知らない、知ってもネタとしか思えない人も存在します。
昭和コーナーとでも銘打って、ぶっ飛んだものを描かれるのも
アリなんじゃないかしら。私ならきっと熟読しますよ!

以上、長くなってしまいましたが、人物と感想は分けたほうが楽です。
また同じような事が続いて、やっぱりこの人の感想無理。。
と思ったら、ちょっとした会話の合間に、私、ヘタレなんですよ~
なんか最近、感想のとおりかな、って、凹むことあって~~
と、遠まわしかつ正直に言う勝負に出るという手もあります。
そこで察してくれる人ならめでたし、苦しいだけのアドバイスに
力を入れてくる人なら、軽くスルー作戦に戻せばいいと思います。
感想を読まないと、話が食い違うから困るかもしれませんね。
そこできたじまさんを天然と思ってくれるならいいのですが。
同人の世界にも、リアルの世界にも、これとこれは別!
と、はっきり区切りをつける人は必ずいるので。

きたじまさんは依然、スターチスの1、2巻を分けてくださった時、
多忙だ多忙だ~と騒いでる私を気遣い、感想は書かなくていいと
おっしゃってくださった、お優しい方です。私はその言葉に甘えて、
いまだに感想を寄せていなかったような。。
そんな優しいきたじまさんだからこそ、受けるショックも大きかった
でしょう。でもどうか、あまり気にしない事をおすすめします。
創作には、ある程度の孤独がついてまわります。
感想以外楽しくて気が合う人なら、楽しい時を楽しみましょう。

最後に、北村薫『盤上の敵』が単行本になった際、書かれた事を
そのまま引用します。

この物語は、心を休めたいという方には、不向きなものとなりました。
読んで、傷ついたというお便りをいただきました。女の方です。
(講談社文庫・ノベルズ版のための前書きより引用)

プロの作家でもこういう事が起きるのです。一例までに。。
2016/08/28(日) 20:55 記事編集 記事削除